最新スイング情報

現在、DVDで申し上げているのはいわゆる2軸スイングです。

スイング理論でもう一つあるのが1軸スイングで、これが現在進化しオーストラリアのプロのほとんどがこれを採用しつつあります。

USPGAで戦っていくためには、単に飛ばすだけでなく縦の距離を合わさないとラフに入ってしまうようにカッティングされています。
ですから、320Y飛ぶ時もあれば300Yの時もあるでは戦っていけない訳です。

ですから、PWを打つのと同様の感じで常に290Yを飛ぶ方がいいという考え方のスイング理論です。

簡単にこのスイングを説明すると

1.予めトップの位置に頭を置いてアドレスする(斜傾が大きくなる)
2.腰をその場に止め、上体だけを捻る(肩は前傾に直角でなく、ほとんど水平に回す
3.シャフトラインという考え方でなく、ヘッドと右肘を結んだラインにヘッドを上げていく(最近レッドベターも影響を受けたのかこういうことを言い出していますね)
つまり若干外に上げるイメージになります。

4.最後に後一ひねりを入れ後は下ろすだけ。

これにより正面から見ると全く頭が動かない1軸スイングになります。

これを反復することによって脇腹の筋肉を自転車のチューブであったものがバイクのチューブまでに強化するというのが目的でもある超アスリートスイングでもあります。

アドレス時の大きな違いは下半身をリードする場合はDVDでも申し上げている左股関節を指すセットアップになり、ジャストインパクト時にグリップエンドはほぼへそを指すスイングになるわけですが、このスイングの場合はすでにインパクトのイメージもアドレスにあるので、初めからへそを指すようにします。

タイガーウッズがブッチハーモンからハンクヘイニーにコーチを変え何が一番変わったかということを端的に指摘しているものはありませんが、まさにこのスイングへの変化を遂げているのです。

しかし、私の場合、現在の270Yの飛距離を落として常に240Yにするのは抵抗があります。多くのアマチュアの方も同様でしょう!
体力のある彼らだから採用できるスイングかも知れません。

まだこのことを解説できるティーチングプロは日本にはまずいないと思いますが、今後週刊誌等で一部だけを取り上げて

「アドレスではグリップンドがへそを指すのがいいらしい!!」

なんて記事も出てくると思いますが、そのアドレス用のスイングがあるにだと言うことをお忘れになられないように!!

実は、これはオーストラリアのティーチングプロから先日聞いた話でして、まだまだ現在の段階では私の勉強不足でなかなかうまく説明できませんが、近い将来このスイング理論のDVDも共同で出す話がまとまりました。

ただし、天才と言われるタイガーが2年かかっています。

スイングを変えると言うことは、それぐらいの時間がかかると言うことを忘れずに、まずはDVDのトレーニングを日々練習して下さい。